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川崎市の肝炎ウイルス検査(無料)は受けられましたか?

2022年8月12日

川崎市の肝炎ウイルス検査(無料)は受けられましたか?

肝炎の感染に気づかないまま放置すると、知らない間に病気が進展し、肝硬変や肝がんなどの重篤な症状につながる恐れがあります。 少なくとも一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けましょう。

当院は神奈川県の肝臓専門医療機関に指定されています。院長はB型肝炎・C型肝炎の新薬開発にも携わった経験がある肝臓病治療のスペシャリストです。

 

◆ウイルス性肝炎ってどんな病気

肝炎ウイルスに感染することで、肝臓の細胞がこわれていく病気です。

この病気になると、徐々に肝臓の機能が失われていき、ついには肝硬変や肝がんに至ることもあります。B型及びC型肝炎ウイルスの患者・感染者は、合わせて300万人を超していると推定され、国内最大級の感染症とも言われています。

 

◆肝炎になっても痛くないの?

熱や痛みなどの症状はほとんどありません。

肝臓は沈黙の臓器ともいわれています。慢性の肝障害では進行が穏やかなため、病状が進むまで症状には気が付かないことはあります。知らない間に病状が進行してしまい、命にかかわる病気になってしまいます。

 

◆肝炎ウイルス検査、受けないとダメですか?

一生に一度は受ける必要があります。

検査をできるだけ早く受けることで、もし肝炎ウイルスに感染していても適切な治療を受けることができるので、深刻な症状に進行するのを防ぐことができます。

 

◆健康診断じゃダメなの?

通常の健康診断では、肝機能検査だけ行われている場合が多いです。

肝機能検査とは別に、肝炎ウイルス検査を受けないと、肝臓が肝炎ウイルスに感染しているかどうかはわかりません。

 

◆肝炎検査はどんな検査?費用は?

採血1回、チクリで済みます。川崎市にお住まいの方は無料です。

 

◆感染がわかったらどうすればいい?

検査結果を持って、肝臓専門医がいる医療機関を受診してください。

当院は神奈川県の肝臓専門医療機関に指定されておりますので、感染が認められた場合は当院でも治療を受けられます。

 

医療費助成制度について:

国と都道府県では、肝炎の有力な治療法であるインターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療に係る医療費について、患者さんの負担額を軽減する助成を行っています。助成の対象となるのは B型又はC型肝炎のインターフェロン治療及び B型肝炎の核酸アナログ製剤治療です。 患者さんの世帯の所得に応じて、月当たりの医療費を軽減します。 詳しくは、都道府県又はお近くの保健所にお問い合わせください。