院長ブログDOCTOR BLOG
脇汗(多汗症)でお悩みの方へ|原発性腋窩多汗症の治療について
2026年5月1日

脇汗でお悩みの方へ ― 原発性腋窩多汗症の治療について―
「脇汗が多く、服の汗じみが気になる」
「人前に出ると緊張して汗が増えてしまう」
「制汗剤を使っても十分な効果を感じない」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
脇汗が強く、日常生活に支障をきたしている場合、原発性腋窩多汗症という治療の対象となる疾患の可能性があります。
当院では、脇汗に対する外用治療薬 エクロックゲル® の処方を行っております。
原発性腋窩多汗症とは
明らかな原因がないにもかかわらず、脇の下に過剰な汗が続く状態です。
体質だから仕方ないと考え、長年我慢されている方も少なくありませんが、医療機関で治療できる場合があります。
以下のようなお悩みはありませんか。
-衣類の汗じみが気になる
-着替えの回数が多い
-制汗剤が手放せない
-緊張すると汗が増える
-仕事や対人場面で気になってしまう
このような症状がある方は、一度ご相談ください。
診断の目安
6か月以上、明らかな原因なく局所的な過剰発汗があり、次の6項目のうち2項目以上当てはまる場合、原発性局所多汗症が疑われます。
-25歳以下で症状が始まった
-左右対称に汗がみられる
-睡眠中は発汗が止まっている
-週1回以上、多汗のエピソードがある
-ご家族にも同様の症状がある
-日常生活に支障をきたしている
重症度の目安(HDSS)
症状の程度は、次の4段階で評価します。
1点:発汗は気にならず、日常生活に支障がない
2点:発汗は我慢できるが、時々支障がある
3点:発汗はほとんど我慢できず、頻繁に支障がある
4点:発汗は我慢できず、常に支障がある
3点以上が治療を積極的に検討する目安となります。
治療薬 エクロックゲル®
エクロックゲル は、脇に塗布して発汗を抑える外用薬です。
継続して使用することで、汗の量や日常生活での負担軽減が期待できます。

費用の目安(3割負担の場合)
40g製剤:約2,900円(1か月分)
※2026年時点での薬剤費の目安です。別途、診察料・処方箋料・調剤料等がかかります
科研製薬株式会社HPより製剤画像を引用
当院での診療について
診察のうえ、症状の程度や日常生活への影響を確認し、治療適応を判断いたします。
脇汗でお悩みの方、処方をご希望の方はお気軽にご相談ください。
院長より
脇汗の悩みは人に相談しづらく、ひとりで抱え込んでしまう方も少なくありません。
しかし、適切な治療によって症状が改善し、毎日の生活が快適になることもあります。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。